5th PRELUDE Toys & Games(3)

PC Game このゲームはほとんどの方がご存知ないのでは？ Macintosh用ドライビングゲームの「RacingDays R」です。 1995年、「RacingDays」としてNSX,INTEGRA TypeRをリアルにシミュレートするゲームとしてリリースされました。パッケージには「3-D Texture Mapping Racing Simulation for Macintosh」とあります。 PlayStationのGRAN TURISMOに先行すること３年以上。 開発したKittPearkはMacintoshでもこれだけの事が出来るゲームが出来ると言うことを証明したかったようです。 が、汎用コンピューターであるパソコンの悲しさ、当時のPowerPC601、標準のグラフィックボードではなかなか辛いものがありました。 設定の変更でバックミラーを外したり、画面のサイズを小さくしたりして少しでもＣＰＵへの負担を軽くして遊ぼうとするのですが、ゲーム専用機と違ってゲーム操作に適したコントローラーがありません。 従ってアクセル／ブレーキはキーボードで、ステアリングはマウスを左右に動かして操作します。 いわゆるアナログコントローラーとして使うのですが、どうしても操作感が馴染めませんでした。 その２年後、バージョンアップして「RacingDays R」としてリリース。 使える車種が増え、5th PRELUDEやS14 SILVIAがなどが加わりました。 さらに、専用サイトにアクセスしてネットワーク対戦ができるなど、当時として非常に進んだものでした。

	左の画面が起動画面。 車種、カラーリングを選び、セッティングを変更することが出来ます。 非常に凝った作りになっていましたが、そのソフトにハードがついてこなかった。 下の２枚はリプレイ画面。 キー操作で画面のアングルを変えることが出来ます。 PlayStationのGRAN TURISMOはこれを参考にしたのでは？と思わせるほど、凝った作りになっています。 （リプレイ中はMacintoshのスクリーンショットが撮れなくなりますので、モニタをデジカメで撮りました。それにしてもレンズの歪みが強烈ですね。）

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